タフィーというものを、知らないと思っていましたが、ネットを少し検索すれば、これまで何度も食べていたものであることが判明しました。
![タフィー](https://sansyu-dayu.com/wp-content/uploads/2023/06/condensed-milk-toffee.jpg)
ピーナッツなどを飴のようなもので固めたお菓子でしたが、その名前は記憶がなく、もしかしたら日本人好みに作ったものではなかろうかと想像します。
ためしに英語辞書を開いてみると、(toffee:砂糖・バターを煮詰めた菓子)とありまして、ピーナッツについては書かれていません。飴状のものが固形化したものが、タフィーの本体でした。
さて、いつものように超簡単な料理関連のものを漁っていましたら、ガーナで人気の屋台メニューであるとして、コンデンスミルクから作るタフィーを見つけました。
と、「ガーナ?」、「屋台?」。
何か記憶にあるなと思って、少し前の投稿を見返してみたら、ありました。
記事:大豆で作るケバブ!というが、内容はとてもよく知る「アレ」そのもの。料理こそDIY・DIMそのもの
投稿者は「Berlinda Entsie」という女性の方で、おそらくガーナ人ではなかろうか?と想像しています。自分のルーツにつながる部分で、こういった個性あふれる発信をしていただける人が増えると、本当にうれしいのですが。
以下に、サイトのリンクと概要を掲示します。
記事:DIYレシピ:コンデンスミルクタフィーの作り方
コンデンスミルクタフィーはガーナのおいしいスナックです。それは作るのが非常に簡単な人気のある屋台の食べ物です。
【材料】
・400gのコンデンスミルク
・小さじ2〜3杯の植物油
・小さじ1杯のバニラエッセンス(オプション)
【工程】
・コンデンスミルクに小さじ2杯の油を加え、中火で煮ます。
・かき混ぜ続けていると、コンデンスミルクは泡立ち始めます。
・濃くなり始めたら、激しくかき混ぜます。色は徐々に黄金色に変わります。
・火を止め、薄く油を塗った容器に移し、ほどよく冷めたら好きな形に成形して完成。
より柔らかいキャラメルキャンディー状にするには、大さじ2杯のライムまたはレモンジュースを加えてください。
これまた、簡単すぎるほどの調理ですが、ポイントは、ミルクが固形化するあたりにあります。なかなか最初はうまくいかないかもしれません。コンデンスミルク400gとはいわず、もっと少量でためしてみるのがよろしいと思います。
ところでコンデンスミルクですが、もともとの牛乳を、どのぐらいまで煮た状態のものでしょうか?ガーナでこの料理に使うコンデンスミルクと、日本で入手できるコンデンスミルクとでは、濃縮の程度にどのぐらいの差があるのでしょうか?
そういった意味でも、最初は少量が良いと思います。
私など、日頃コンデンスミルクなどには全く縁がなく、頭の中にはイチゴにかける「練乳」が浮かんでくるだけでした。
牛乳を熱して濃縮したものと言われても、温かい牛乳で思い出すのは、小学生のころ給食で無理やり飲まされた「脱脂粉乳」の味と香り。喫茶店でコーヒーを飲むとき、ミルクがはいっている小さなステンレス製のピッチャーを、バケモノのようにでかくした容器。
それを、子供が二人がかりで持ち、席を回ってアルマイトの小椀に注いでいく光景。
そういえば、最初の東京オリンピックが開催されてまもないころだったなァ・・・
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