簡単な自家製マスタードソースを試してみてください。料理こそDIY・DIMそのもの。

成形肉と植物由来タンパク質 DIMとTOOL

和食にしろ、中華にしろ、洋食にしろ、味の決め手となる重要なパーツは2種類に分かれます。素材そのものが持つ本来のうまみと、調理の過程や最後に、外部から加える調味料にあたるものです。

素材の良しあしを吟味することは、このブログではおこないません。『超簡単料理』という趣旨にそぐわない部分があるからです。

そこで、残りの部分、つまり調味料という位置づけで考えるところの『ソース』という部分について、今回は探っていこうと思います。

ソース。

奥が深いです。深すぎて、ほんとうに自分が知っていることが、いかに浅いところなのかを痛感させられる世界です。

スーパーの食品コーナーを歩けば、ほんとうに数えきれないほどの『ソース』が並んでいますが、そのソースを自分で作るという姿勢について、『簡単』という面も見据えながら、ある記事を紹介します。

記事:あなたの食事を強化するためにこの簡単な自家製マスタードソースレシピを試してみてください

手づくりの種入りマスタードソースの紹介ですが、今回は「何かを作る」というよりも、何かの味をひきたたせるもの、という立ち位置になります。

その刺激的な風味と食欲をそそる香りで、マスタードソースは最も平凡な料理でさえも楽に持ち上げることができます。

店で購入したものはすぐに利用できますが、新鮮で人工添加物や防腐剤を含まない自家製マスタードソースを自分で作ることには本当に特別なことがあります。

マスタードソースは、ハンバーガー、ラップ、サンドイッチの風味を高めるために最も一般的に使用される用途の広い調味料です。ただし、スナックのディップやサラダのドレッシングとしてもよく使用されます。

ご存じない方も多いかもしれませんが、マスタードソースは肉のマリネへの優れた添加物として機能し、バーベキュー料理にも振りかけることができます。

【材料】
・イエローマスタードシード 大匙2
・ブラックマスタードシード 大匙2
・シナモン 小匙1/8
・ハチミツ 大匙1
・塩 小匙1
・酢

【工程】
・材料をガラス瓶もしくはホーロー瓶にいれる(ステンレス容器でも可)
・それら全体が半分浸るほどまで、酢を注ぐ
・この状態で2日ほど放置して完成

できあがったものを少し潰してみたりとか、酢の種類を工夫するとか、シナモンをどうするとか、こんな簡単なレシピでも、驚くほど工夫の余地があります。

ちなみにイエローマスタードシードは、マイルドな味わいで知られる高品質で芳香のある品種で、主にインドから輸入されています。ブラックマスタードシードは、世界中に分布していて、日本でも春先に河川敷などで黄色い花を大量に咲かせています。

我が家の冷蔵庫を覗いてみたら、フランスからの輸入品である「マイユ:種入りマスタード」というものが、使いかけの状態でありました。賞味期限などは印刷不明瞭で判読不可能。いつから置いてあるのかも不明。

材料は、醸造酢、からし、食塩、白ワイン、砂糖。その他、香料、酸味料、酸化防止剤(亜硫酸塩)。
自分で作れば、こういった余分なものが含まれずに済みます。

いったん、酢漬けの状態になれば、日持ちの期間もそうとう長くなると思われます。それにマスタードシード自体が、いわゆる”種”なので、十分に保存期間があります。来週の週末に使うぐらいの気持ちで、今週の週末に仕込んでおく、という感じでチャレンジされてはどうでしょうか。

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