キューピーマヨネーズ賛歌!なにがすごいのか、アメリカ人が解説。料理こそDIY・DIMそのもの

成形肉と植物由来タンパク質 DIMとTOOL

簡単料理について、海外の情報をサーチしているうちに、「Kewpie Mayo」ということばが視界にはいってきました。

「ケウピエ マヨ?」

QP

マヨとくればマヨネーズの短縮形に決まっています!? つまりマヨは日本語だから、これは日本語がそのまま英語の単語になってしまったケースかな?とか思いながら、そのサイトを開くと・・・

なんとそこには、見慣れた、あのなめらかなカーブの容器がありました。

あの、子供のキャラクターも。

それらを見ながら、キューピーマヨネーズは、米国の会社だったのか!と、しばらく混乱していました。

自分にとって、キューピーマヨネーズは「QPマヨネーズ」だ、ぐらいしか思っていませんでしたので、しばらく内容を読むうちに、やっぱり誇り高き日本のメーカーであることが再認識され、ほっとした次第です。

そういえば、むかし『いすゞ・ピアッツァ』という車がありましたね。あだ名は「走るマヨネーズ」。ちょっと思い出しただけです。

さて、ここで米国人が主張していることは、米国産のマヨネーズと、キューピーマヨネーズの製法の違いという部分です。その説明を読むにつけ、新しい視点が見えてきました。

以下が、記事のリンクと概要になります。

記事:この簡単なDIYキューピーマヨネーズはあなたの通常のマヨネーズをうま味町に連れて行きます

◇キューピーマヨネーズとは?

キユーピーは日本のマヨネーズブランドです。キューピーとアメリカンマヨネーズの主な違いは、キューピーは卵黄のみを使用するのに対し、アメリカンマヨネーズは全卵を使用することです。もう一つの違いは、キューピーマヨネーズが白蒸留酢ではなく米またはアップルサイダービネガーを使用していることです。これにより、絹のような滑らかな仕上がりの味わいの、より丸くて脂肪の多い、より豊かでクリーミーな製品が得られます。
日本製のキユーピーマヨネーズにもグルタミン酸ナトリウム(別名MSG)が含まれていますが、アメリカ産のキューピーは代わりに酵母エキスを使用しています。

◇あなた自身のキューピーマヨネーズを作る方法

キューピーマヨネーズが見つからないときは、通常のマヨネーズを微調整してキューピーマヨネーズ代替の製品とするための簡単なテクニックです。

【材料】
・大きめの卵黄 2個
・グラニュー糖 小匙1/2
・グルタミン酸ナトリウム(別名MSG) 小匙1/4(※味の素少々でも可)
・通常のマヨネーズ 1カップ
・米酢 大匙1
・ディジョンマスタード 小匙3/4 
・挽いた白コショウ 小匙1/8

【工程】
・小鍋に5センチほどの湯を沸かし、弱火にします。
・卵黄、砂糖、MSGを小さな耐熱ボウルに入れます。
・ボウルを小鍋に浮かし、70℃でほんの30秒ほど穏やか攪拌します。
・ボウルを取り出し、マヨネーズ、酢、マスタード、白胡椒を加えて混ぜ合わせます。

※ディジョンマスタードとは、原料のカラシナの種子の外皮を取り除いたもの。きれいな黄色をしています。

筆者は、普通のマヨネーズに手を加えて、キューピーマヨネーズの代替品を作ろうとしています。

つまるところ、全卵で作られている普通のマヨネーズに、あらためて大きめの卵黄を加えることで、あたかもキューピーマヨネーズのようになる、ということを言いたいのだと思います。

説明で一番気になった部分は、『アメリカ産のキューピーは代わりに酵母エキスを使用しています。』というところです。グルタミン酸のかわりに酵母エキスを使う理由がわかりません。そんなに値が張るとも思えませんし。

もしかしたら、米国人は、あの魔法のような「うま味」を使うことを好まない習慣があるのでしょうか。今後は、この点に気を付けていこうと思います。

なにか、これを読んで、卵黄を加えれば、もっとおいしいマヨネーズになりそうなので、ためしてみようかと考えたのですが、考えてみれば、キューピーマヨネーズが手に入らないというような状況は、おそらくわれわれ日本人ではありえないことです。

ましてや、キューピーマヨネーズに何かを加えるなど、日本人にとって最大公約数的に好みを集約して作られたであろう味のバランスを、わざわざ壊してしまうだけのこと。

海外物の食材を扱っている小売店を捜しても、スパイス系やパスタ系ならともかく、マヨネーズを置いてあるだろうか?

母国の味にうるさい外国人さんでも、日本製のマヨネーズを知ってしまったら、それこそ無理して輸入しても売れないのではないだろうか?

いろいろ考えてみると、海外の普通のマヨネーズに何を加えると、日本製のマヨネーズなみにおいしくなるのか?といことから連想して、マヨネーズに限らず、味がステップアップするための、ある種のヒントが得られたのではないかと感じました。

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