2023-04

科学Tips

いよいよマトリックスの世界が近づく。その足音におびえつつも、バイオバッテリーの仕組みとは?

バイオバッテリーといいますか、微生物燃料電池(MFC)は、将来の低電力電子機器の有望な代替電源となります。いよいよ、電源として生体の代謝反応が利用されることになってきました。これはまるでマトリックスの世界そのもの。
DIMとTOOL

半宙づりベッド?と呼びたい、「フローティングロフトベッド」というものについて

DIYの実例について、賞賛と批判が起きるのは、ごく自然なことでしょう。オーストラリアのある主婦がつくた「フローティングロフトベッド」なるものについて、皆さん直感を教えていただきたいです。
極端にブレる

気候変動はコーヒー生産に影響しますが、変動であれば、いずれ戻ると期待できますが・・・

お茶やコーヒーは、それ単独で最終型の製品になりうる作物です。それらが、最近の気候変動の影響を徐々に受けつつあり、全世界的に連携したような形で、徐々に生産量を減少させていきつつあります。最近、コーヒーにはまっていますので、これは困ります。
植物と昆虫

従来の管理・有機的管理・無農薬管理 養蜂について、これらの比較から見えてくるもの

養蜂管理につて、ほぼ自然のままの伝統的管理、使用が許可された有機農薬の使用、合成化学物質や抗生物質を使用、の3種類を比較し、養蜂家にとっての生産性を比較しています。結果、有機農薬を使用する方法が、自然のままの方法に比べてミツバチの冬場の生存率が2.8倍であったという報告です。
食と健康

また耳にする、生物(人間が食べる)の由来を判別する仕組みについて。今度はDNAによるメチル化パターンというものです。

食品としての動物性タンパク質について、その生産の全工程を明らかにしているものこそ、食べるに値するものであると考える人は、多いと思います。特に明白な輸入品である場合、やはりその生産者・生産方法については、なおさら知りたいと思うのではないでしょうか。今回はDNAのメチル化パターンにより、それを判別する研究について紹介します。
極端にブレる

羽根に水分をたくわえたままで飛ぶ鳥のこと。意外と特殊なケースでした。

羽毛に水分をふくませたままで、長距離を飛び、幼鳥に水を飲ませる鳥がいます。水場から巣まで20マイルも離れているので、天敵も少ないのでしょう。この鳥の羽毛を微細な点まで分析し、将来は、空気中の水分を補足する構造体ができれば良いのですが・・・
極端にブレる

重要な肥料である「窒素」ですが、生産量が足りないとか、逆に、余剰分が農地から水中に滲出しているとかで、いろいろ問題が多いです。

脳号生産に必須の肥料である「窒素」について、その生産量が足りないということは話題になりますが、一方で、土壌中より余った窒素成分が浸みだして、河川や海洋に悪影響を与えているということは、あまり知られていません。窒素肥料についての2面を考えます。
植物と昆虫

人間の農業生産活動に助けられて勢力を拡大してきた、ある種の幸運?なミツバチについて。

カボチャバチという、ある種のミツバチが、人間の農業活動と連動して繁栄してきたという研究です。普通、人間活動が盛んになると、それに逆比例して、野生や自然というものは破壊されていくのが常識でしょう。しかし、その逆も確かに存在するというお話です。しかも人間にとって有益な虫ですから、実に好都合といえます。
植物と昆虫

改めて、夜行性の蛾の、花粉媒介者としての重要性が認められる。むしろミツバチより重要かも・・・

花粉媒介者としての「蛾」の存在と効用について、ますます認知されてきました。特に夜間に開花状態の花にとっては、ミツバチよりも決定的に重要な存在です。それら、有用な蛾を守るためにわれわれのすべきことは、多様な植生を維持し、むやみに夜間照明などをつけないことです。
DIMとTOOL

聞き飽きた太陽光発電より、いまさら感のあるベタな太陽光発熱のほうが、数倍おもしろそうで・・・

「エコ」とはいえ、日本の国土を埋めつつある太陽光発電のパネルの、なんと無味乾燥なことか。はっきりいって、その風景は不快です。同じ太陽をエネルギー源として使う「太陽光発熱」には、古さを通り越して、むしろ人間系の親しみやすさを感じさえします。これぞソーラーパワー