植物と昆虫

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はじめて聞く、セロハンミツバチによる、初めて聞く、体内での乳酸菌発酵機能について

セロハンミツバチなるもの、どうも日本には生息していないようですが、ミツバチのくせに蜜で養育せず、働きバチの体内で乳酸菌発酵させた栄養物を、幼虫に与えているということです。その乳酸菌も、代々受け継いだものでなく、自然の植物(花)に存在する乳酸菌を使っているとのこと。ますます驚きです。
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従来の管理・有機的管理・無農薬管理 養蜂について、これらの比較から見えてくるもの

養蜂管理につて、ほぼ自然のままの伝統的管理、使用が許可された有機農薬の使用、合成化学物質や抗生物質を使用、の3種類を比較し、養蜂家にとっての生産性を比較しています。結果、有機農薬を使用する方法が、自然のままの方法に比べてミツバチの冬場の生存率が2.8倍であったという報告です。
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人間の農業生産活動に助けられて勢力を拡大してきた、ある種の幸運?なミツバチについて。

カボチャバチという、ある種のミツバチが、人間の農業活動と連動して繁栄してきたという研究です。普通、人間活動が盛んになると、それに逆比例して、野生や自然というものは破壊されていくのが常識でしょう。しかし、その逆も確かに存在するというお話です。しかも人間にとって有益な虫ですから、実に好都合といえます。
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改めて、夜行性の蛾の、花粉媒介者としての重要性が認められる。むしろミツバチより重要かも・・・

花粉媒介者としての「蛾」の存在と効用について、ますます認知されてきました。特に夜間に開花状態の花にとっては、ミツバチよりも決定的に重要な存在です。それら、有用な蛾を守るためにわれわれのすべきことは、多様な植生を維持し、むやみに夜間照明などをつけないことです。
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ミツバチの寿命が短くなっている!?

この50年で、ミツバチの寿命は「34.3 日にから 17.7 日に」短くなっていることが判明した。寿命が短くなったことの原因は、環境ストレス要因、病気、寄生虫、農薬への曝露、栄養などとは、関連がなさそうであるということが、むしろ不気味である。
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自家受粉植物増加の原因と、その影響について。またもミツバチの減少が、想像もしていなかったことに及んでいることを知る。

ミツバチなど、花粉を媒介する昆虫の減少が、それをたのみにしている植物たちに、自家受粉へと向かわせていることを知る。野菜・くだものなどの生産に影響することは知られているが、一般の野草など、自家受粉に進むことで、遺伝的特異性を失うことにつながることが、わかってきた。身近な例も提示。
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ミツバチの減少・消滅を心配したが、夜間の強力な花粉媒介者として、蛾の存在をはじめて知る

虫媒花の受粉は、「昼間だけ」行われているわけではなかった。そもそも「昼」とか「夜」とかの区別を認識したことはなかったが、実は夜間に活動する蛾が、受粉に大きな役割を果たしていると知って、はっきりいって、ショックだ。
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ミツバチの減少・消滅について、われわれの生活環境が直接及ぼしている原因と、そのささやかな回避方法について知る

ミツバチの減少についてはよく知られている現象である。コロニー単位の減少を科学的に考察するのみならず、花粉媒介種が求める花を身近な環境に増やす努力をすることで、われわれにもささやかな対策が可能である。そのためのツールを紹介する。
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ミツバチの減少・消滅について、それを実感できている人はいるのか?そしてその原因は?

ミツバチの減少についての話題は、ときどき見かけるが、現実にそれを実感する人は少ない。どのような理由で、どのぐらい減少しているのか。その影響はどのように表れるのか。直接的にはハチミツの生産、間接的には虫媒花型農作物の生産関連と、影響は大きい。